TOP > メディア > 水の国、日本
Approach
2024/10/17

水の国、日本

メディア

豊かな水に恵まれた私たちにとって
蛇口から出てくる水は飲料水であり
生活用水として使用することが当たり前という感覚です。

先日テレビで『プノンペンの軌跡』というドキュメンタリー番組が放送されていました。
カンボジアの水道施設整備に関する内容でした。

カンボジア内戦により給水能力が低下。
供給される水も私たちの知っている透明な水ではなく濁り水。
そこに北九州市水が尽力し
日本のように安全で安心して飲める水道が供給されるまでの道のりについて
実際に関わった水道局員の方々のお話も交えながら進んでいきました。


カンボジアが日本と同じように整備されたのは2004年。
たったの20年前の話だということにも非常に驚きました。

そしてそれまでは水汲みという仕事が存在し
子供は学ぶ機会を奪われ、女性も水汲み労働があたりまえだったそうです。

北九州市水が水道施設整備の主導を握り
諦めずにやり遂げた結果、
子供は学校へ、女性は社会進出するという時代の変化に繋がりました。

日本の技術力にも感服しましたが
安全な生活を、こどもの未来を守りたいという想いは万国共通であり
言葉が通じなくても互いに手を取り合えるということに感動しました。


みなさんはどうでしょうか、
目覚めて、顔を洗う水道水が目に入り細菌感染に気をつける必要がありますか?
飲み水で体調を崩したり、命の危険におびえる事はありますか?

わたしたちの暮らしに欠かせない水に関わる仕事に就いていることに
考える機会になりました。

日本は建設業の従事者が年々減少しています。
建設業イメージから人気がないのも事実だと思いますが
日本が持っている技術力や知識を伝えていくことが難しくなっているという事です。

弊社HPをみてくださった方、ぜひ『プノンペンの奇跡』で検索してみてください。
そして、やりがいのある仕事かもと感じた方はぜひご連絡ください。

BLOG担当の私は事務員なので
実際の施工に携わる事はありませんが
施工のサポートをし、その先で誰かの暮らしに繋がっているという事が
素敵な事だなと感じ、日々働いています!!